手術室看護師ってなにするの？
手術室看護師として配属されたはいいけど手術室看護師って何するんですか？
じゃあ今回は手術室看護師の役割について説明していこう！
手術室看護師の役割は主に
- 器械出し看護師
- 外回り看護師
の２つがあります。次の章からは、この２つの役割について説明していきます。
器械出し看護師
器械出し看護師は、手術の際に医師の隣に立ち器械を提供することが主な役割となります。よくドラマなどで出てくる手術室看護師がこの役割を担っています。
その他にも、手術で器械を使う前には準備をしなければいけません。それも器械出し看護師の役割です。手術で使う前に自分が器械の点数を数えたり、ガーゼや消毒するための綿球などの衛生材料を数えなければなりません。術中は、医師の声や術野の場面を見ながら適切な器械の提供を行います。術後は、器械のカウントを行い術前と器械の点数が変わっていないか確認を行います。
テレビやドラマで出ている器械出し看護師は、ほんの一部の作業しか映し出されていないんですね！
そうなんだよ！器械出し看護師といっても術中に器械を医師に渡すだけが役割ではないんだよ。
詳しい器械出し看護師のポイントや仕事は別の記事にまとめるのでそちらを参考にしてください。
外回り看護師
外回り看護師はテレビやドラマではあまり登場することは少ないですが、器械出し看護師と同様に重要な役割を担っています。
術前は、手術をするための部屋を準備します。また全身麻酔で使用する麻酔薬の準備を行う病院もあると思います。術中は、麻酔科医師と協力し麻酔の挿入や患者のモニタリング、器械出し看護師に物品の提供を行います。術後は、全身麻酔から覚めた患者が病棟に帰っても大丈夫なバイタルサインになるまでモニタリングを行う必要があります。このように、外回り看護師は手術が終わると役割が終了するのではなく患者が病棟に帰室するまで役割は継続されます。
あまりテレビやドラマに映ることは少ないけど重要な役割を担っているんですね！
器械出し看護師一人でも手術を安全に進めることは難しいから外回り看護と協力して進めることが大切なんだよ！
詳しい器械出し看護師のポイントや仕事は別の記事にまとめるのでそちらを参考にしてください。